先輩オーナーの声
先輩オーナーの声
活躍する先輩オーナーに、成功の秘訣や起業についてお聞きしました。
KEiROW 鹿沼ステーション
青木 と詩子 オーナー
前職では看護師として医療機関に勤務。仕事を通じて訪問医療マッサージの事業を知り、病院へ治療に行かなくてもこちらから訪問して地域全体を見守れるサービス内容に感銘を受け、KEiROWオーナーとして独立開業。
このビジネスを選んだ理由
最初の説明会は、複数の人が参加するセミナー形式だと思っていたんです。でも実際に参加してみると1対1で、私の疑問や不安を親身になって解消してくれました。制度ビジネスとして押さえておかなければならない部分も、本部のサポートにより、知識がなくても安心して開業できましたね。当初は「ご利用者様のお役に立ちたい」という気持ちだけでしたが、必要な知識は後から自然とついてきました。
独立・開業までの苦労話
地域に知名度が広がり、信用していただけるようになるまでの期間は大変でした。何があっても、とにかく常に明るく笑顔でご挨拶に行くようにしました。「認知度が高まってきたな」「やっていけるな」と実感できるようになったのは、営業活動を半年ほど続けてからです。オーナー研修で学んだ内容を素直に受け入れて実践し、笑顔を忘れずに日々を過ごすことで、事業を軌道に乗せられたのだと思います。
訪問医療マッサージによるご利用者様の変化を実感できることが、一番のやりがいです。それまでは歩くことはもちろん、寝返りも打てなかった方がいらっしゃったのですが、KEiROWをご利用いただくことで、ご自分でコンビニまで通えるようになったんです。
誰しも、自分の思うように動けなくなるのは不安なもの。ご利用者様から「とても楽になったのよ」と感謝の声をいただけるのは、本当に嬉しいですね。1人で暮らす方の安否確認もできるので、地域に貢献できている実感もあります。
今後の目標
この仕事は自分で自分の時間をコントロールできるので、休みも自由に取っています。子どもの学校行事やPTA活動などにも、積極的に参加できるようになりました。開業してみて分かったのは、「ご利用者様の役に立ち、社会に貢献する!」という目的に向かって歩めば、収入は後から必ず付いてくるということ。その初心を忘れずに、これからもやりがいのある仕事を続けていきたいと考えています。
KEiROW 稲毛区中央ステーション
北野 健 オーナー
25年にわたり、眼科医療の分野にて、営業/マーケティング/組織経営・戦略等の様々な業務を担当。また、2010年にはMBAを取得。その後、長年勤めた会社を早期退職し、2016年6月にKEiROW 稲毛区中央ステーションを開所。
独立・起業のきっかけは?
これまで医療関連の外資系企業で20年以上勤め、経営・マーケティング戦略、組織マネジメントなどの業務を担当していました。この経験を活かし、次のステップへ進むため「従業員と連携を取りながら、迅速に経営の決断・実行をしたい」と考え、開業の道を選びました。
医療分野での経験を活かせるビジネスを探していた際に、訪問医療マッサージの顕在・潜在ニーズの高さに興味を持ち、いくつかのFCブランドを検討。
その中でも全国にネットワークを持ち、さらに数多くのFC事業展開で培った充実のサポート体制がある点で他よりも優れており、コンプライアンス管理もしっかりしていると感じ、好感が持てたため、KEiROWでの開業を決意しました。
独立・起業のプロセスは?
FC契約を結んだ後、2016年4月から研修に参加。そこで、訪問医療マッサージに関連する法制度等の知識、営業時のポイントなどを学びながら、施術家の採用も並行して行いました。そして6月に採用も無事完了し、開所。
その後は営業活動として、ケアマネージャーや高齢者施設等を訪問。開業1年目ではありますが、2017年3月現在で35名の方にご利用いただいています。
このビジネスは自分が営業クロージングを行えないため、一朝一夕で成果が出るものではありません。一方で、介護度の維持・改善といった成果をきちんと出し、ケアマネージャーや施設スタッフの方とのリレーションを構築できれば、必ずご利用者様のさらなるご紹介に繋がるはずです。
仕事の魅力・やりがいは?
この仕事の魅力の一つが、ご利用者様はもちろん、そのご家族やケアマネージャー、地域の皆様にも喜んでいただけることです。「症状が改善された」と直接ご利用者様やご家族に声をかけていただいたときに、この仕事の意義をとても感じられますね。
また、一緒に働く施術家の満足度も私にとって大切な要素のひとつ。当社で仕事をしたことによって、この仕事にやりがいを感じたり、キャリアプランを見出してもらえたら、嬉しい限りです。
もちろん、開業の際に考えていた「従業員と連携を取りながら、自分の決断・実行でビジネスを動かしたい」というやりがいも実感していますが、関わる人全てが満足できる環境を作れる……。それも大きなやりがいです。
私のON・OFF
外資系企業に勤めていたこともあり、海外とのやり取りも多く、さらに国内外問わず出張も多かったため、開業前は家で過ごす時間はほとんどありませんでした。その当時に比べ、今は毎日規則正しい生活スタイルになりましたね。夕食も毎晩自宅で妻と一緒に食べるようになり、家族との時間が増えました。
KEiROW 目黒ステーション
大場 伸城 オーナー
36歳で輸入代理店業で起業。2014年、事業の多角化を考え、新たなビジネスとしてKEiROWのFCオーナーに。
独立・起業のきっかけは?
輸入代理業が軌道に乗ってきた中、もう一本の事業の柱があればと事業の多角化を検討。
会社を立ち上げた頃から、町内会や自治会に参加するなど地域での活動にも携ってきたこともあり「新しいビジネスは地域に貢献できることを」と考えていました。その時に出会ったのがKEiROWでした。
町内会にはご年配の方や、ご家族に介護が必要な方も多くそうした方々のお役に立てるかもしれないと、説明会に参加。
その説明会の中で介護保険には使用制限があり、保険内では充分なリハビリが受けられないこと、そして、健康保険が適用できる訪問医療マッサージならその問題が解決できることを知り、「私が探していたのはこれだ!」とすぐに契約を決意しました。
独立・起業のプロセスは?
最初は医療の知識がなく、具体的な施術に関する説明や保険点数の話など、サービスの詳細の説明になると、なかなかうまく話せない。
ですから、最初は本部のSVの方に一緒に同行していただきながら、ケアマネージャーの質問にどう答えているかなどを勉強させていただきました。
とはいえ、サービス概要を説明すると「健康保険が適用できるなんて知らなかった」とみなさん興味を持っていただける。
医療に関わる仕事の難しさを知ると同時に、このビジネスに手ごたえも感じた瞬間でした。
結果、開業数か月で2名の施術家では対応しきれないほどの利用者様をご紹介いただけ、 3人目の施術家を採用。それでももうすぐ定員に達するほどに増えています。
最初の2名の施術家採用は、事業の「核」となる存在。私自身のこだわりもあり、自分の手で採用したいと考え本部のサポートを使いませんでした。そうしたら、思った以上に採用ができず…当初の開業時期を遅らせる結果に。その時はいい人が採用できたのでよかったのですが、3人目の採用は、その時の反省を活かし、本部からのサポートを活用。円滑に採用ができました。
仕事の魅力・やりがいは?
現在開業2年目にして、数十名のご利用者様を担当させていただいています。
少しずつ、効果を実感される方もいるようで、ケアマネージャーやご利用者のご家族から
「少しずつ良くなってきているんです、ありがとう!」と声をかけていただく機会も増えました。
経営としても順調。現在は目黒区内の利用者様がメインですが、
今後は世田谷区でもサービスを展開していくことを考えています。
目黒区に比べ、世田谷区は人口も多く、このサービスを心待ちにしている方も多い。
もちろん、私自身は施術はできません。
ですが、この事業を成長させることでご利用者様やそのご家族、ケアマネージャーも笑顔になる。
それが私の一番のやりがいです。
私のON・OFF
2つの事業を経営していることもあり、忙しい日もありますが、毎週日曜は定休日のため、学生時代からずっとサッカーをやっていました。その経験を活かして、休日はサッカーの指導もしています。もちろん、町内会などの地域交流は今でも欠かしていません。東京生まれ、東京育ちの私。仕事もプライベートも、地域に根付いた活動ができているのは幸せですね
KEiROW 箕面駅前ステーション
井神 平 オーナー
29歳のとき、新聞販売業で起業。2013年頃から新しい事業を模索し始め、2014年8月、訪問医療マッサージKEiROWのFCオーナーになる。今は月間売上高300万円の実現をめざし、プラスαのサービスで利用者の拡大を図る。
独立・起業のきっかけは?
29歳の時、地元に貢献できる仕事がしたいと新聞販売店で独立。
高齢者の独り暮らしが問題視される中、配達のついでに安否確認をする「声掛け活動」を行ったり、日常の買い物が困難という方のお手伝いをしたり、地域コミュニティの一員としての活動にも力を入れてきました。
事業自体は黒字で推移していましたが、若年層の新聞離れや、ネット化による新聞広告収入の減少が徐々に進行。
「5年、10年後を考えると動くのは今だ」と思い、事業転換を決意しました。
新規事業を考える上でこだわった点はいまの仲間と一緒に働けて、地元に貢献でき、初期投資が抑えられること。
検討した結果、この条件にぴったりはまったのが「KEiROW」でした。
独立・起業のプロセスは?
最初はケアマネージャーや老人介護施設の方中心に営業活動を行いました。
訪問すれば大抵の方が話を聞いてくださいますが、利用者数が思ったほど伸びない。
「もしかして、ちゃんと伝わっていないのではないか」
そう思い、「訪問医療マッサージ」や「KEiROW」に関する資料をオリジナルで作成。
それを説明の後に配ったら、徐々に利用者数が増え始めました。
「サービスの内容さえきちんと伝われば絶対に利用してもらえる」そう確信したのは、このときです。
事業は開始4ヶ月で完全黒字化。一度利用して頂くとほぼ100%の方がリピートしてくださるので経営も安定。
この安定した経営基盤を軸に、近々児童デイサービスも始めるつもりです。
利用者の方が生活保護を受けておられると、施術にあたる先生を管轄である大阪府に届け出なくてはいけません。しかし、事業開始まもなくの頃はそんな知識もなく…。利用者様が決まったあとで、その事実を知り、大慌てで登録に行きました。しかし、すぐにはできず。結局、登録完了までに約1ヶ月半の期間を要したのですが、その間、利用者様には無料でマッサージを提供しつづけました。
仕事の魅力・やりがいは?
正直言って、毎日が楽しいです。今は時間が許す限り、施術家の先生と一緒に、利用者様を訪問するようにしていますが、回数を重ねるごとに良い関係ができてきて、私たちの訪問を心待ちにしてくださっているのがわかる。それが本当に嬉しいんです。
「どうすれば喜んでもらえるか」「どういう施術プランを立てるべきか」、利用者様の笑顔を思い浮かべながら、スタッフとあれこれ考えているときも、また楽しい。
2025年問題がささやかれる中、今後、利用対象者となる方が増えていくのは確実。
単なるマッサージの提供だけでなく、利用者様の気持ちに寄り添うことで独自性を発揮し、これからもたくさんの高齢者を笑顔にしていきたいです。
私のON・OFF
新聞販売店を経営していたとき、休めないわけではなかったけれど、1月2日を除き、364日店が稼働しているので、オーナーという立場上、仕事が頭から離れることはなかった。今はステーション自体、土日がお休みなので、心置きなく休めるのが嬉しいです。ときどきスタッフみんなで遠足に行ったり、旅行に出かけたり…家族ぐるみのお付合いがチームワークの良さにつながっています。