西日本を中心に甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」により、亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地等におきまして、救援や復興支援などの活動に尽力されている方々に深く敬意を表しますとともに、皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

訪問医療マッサージKEiROW

今回の記事では、被災地のように十分な水分・食事の供給が担保できず、車の中で避難生活をされたり、公民館など避難先で大人数の中、長時間ギュウギュウ詰めになってしまうような状況で発症しやすい「エコノミー症候群」(「下肢静脈血栓症」や「肺塞栓症」)に関してお話をさせて頂きます。

エコノミー症候群とは、その名の通り飛行機のエコノミークラスが名前の由来とされています。実は、飛行機内の湿度は砂漠よりも低いため血液濃度が高くなりがちです。また、エコノミークラスは座席幅が狭いため四肢を伸ばすなどの体位変換がうまく出来ません。

よって、血液濃度が高まっている中で体位変換が行えず、血液の循環が滞ってしまう状況ですと、結果的に足の静脈に血液の塊ができてしまいます。 症状として、軽い場合は足のむくみだけですみますが、血液の塊が肺まで流れると血管が詰まり、胸の痛みや息苦しさを覚えます(脅かすわけではございませんが、最悪の場合、呼吸困難により死亡するケースも十分にございます)。

しかし予防措置をきちんと講じることで、予防することが可能になります。今回は我々が被災地にてボランティアマッサージをする際、よく参考にさせて頂きながら教えている、ご自身でできる予防体操を以下にご紹介します。

ご自身でできるエコノミー症候群予防体操

引用:宮城県成人病予防協会(http://www.mygsji.or.jp

その他、血海(けっかい)と呼ばれるツボが、膝の皿から指3本分上、やや内股寄りにございます。

血海

血海とは、血が海のように大量に集まる場所という意味で、血の道にかかわる病気を治すと言われます。こちらを定期的に押すことで血栓の促成が予防でき、エコノミー症候群にかかりにくくなるとされています。実は、このツボ、むくみや生理不順の予防にも効果があると有名なツボでもあるのです。